先日のジュニアの練習での出来事です。

いつも子どもたちが楽しみにしているリレーで、人数が一人足りませんでした。助っ人を保護者の方にお願いしようかなぁと思っていたところ、向こうの方で高校生が練習を終えようとしていたのが見えました。「高校生のお兄さんかお姉さんにお願いしてみるのもありかもねー」なんてつぶやくと、「そうしよー！！」と、一目散に高校生のところへ走っていきました。

そして子どもたち自身で高校生のお兄さんお姉さんにリレーの助っ人をお願いしていました。「リレーのメンバーが一人足りないので、誰か一緒に走ってくれませんか。」と、子どもたちが自分たちの言葉で(敬語で)想いを伝えお願いをしたこと、そしてそれに高校生が応えて参加して協力してくれたこと、とても素晴らしいことだなぁと感激しました！

お手本になるお兄さんお姉さんが身近にいてくれることにより、ジュニアの子どもたちも競技力の向上だけでなく、人としての成長にも繋がると感じました。

「スポーツの目的は、人間形成。」そして、「陸上競技を通した人間力の向上の延長線上に、競技力の向上がある。」と、私たちスタッフは考えています！

それにしても、やっぱり高校生は速い！！その速さにジュニアの子どもたちもビックリ！そして、いつもよりもめちゃくちゃ盛り上がったリレーになりました！

中学生が高校生を見習い、小学生が中学生を見習い、幼児たちが小学生を見習い、、、

そんな集団になっていっているのが、指導するスタッフとしてはうれしい限りです！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　by Glanz AC ジュニア コーチ