名の知れた一流の選手たちばかりで、とても見応えのある決勝でした。
選手がゴールしたあと、接戦で電光掲示板に順位が出るのに時間がかかり、やっと1位の名前が表示されました。
その瞬間、応援の人たちが「きゃー」と歓声を上げました。すると、1位の選手は口に人差し指を当て、観客席を向いて「シー」という行動をしました。
自然と出たその姿を見て、「周囲への気遣いができる選手だな」と感じ、走り以上に感激しました。
この1位の選手は四国の高校の選手で、私事ですが、息子と3年間切磋琢磨してきたよきライバルです。彼のこともずっと応援してきましたが、今日のこの言動でますます応援したい!という気持ちになりました。
人が見ている見ていないにかかわらず、自然と周囲への気遣いができたり、相手と称え合うことができたり。些細なことだけど、そういった言動ができる人は【誰からも応援される人になる】と強く感じました。
Glanz ACの合言葉は、【応援される人になれ】
チームみんながそんな人になれるよう、「競技力だけでなく人として大切なことをしっかりと育てていきたい」と思いました。
(ジュニアコーチ 畠中)